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Custom Line 、新造船2隻を進水させて2024年を終える。

2025年1月30日

Custom Line は新しいアルミニウム製排水量型のフラッグシップCustom Line 50とCustom Line Navetta 38を含む 18隻をアンコーナスーパーヨット造船所から進水。

 
2025年1月30日アンコーナ – Custom Lineは2隻の新造船を進水させて2024年を締め括り、 この1年でアンコーナのFerrettiグループスーパーヨット造船所から合計18隻のヨットを進水させる結果となりました。
去年は大きな成果に満ちた年でしたが、特に注目すべきはCustom Lineの新しいフラッグシップとなり、当ブランドが500 GT未満のメタルヨットカテゴリーに参入することになった総アルミニウム製50mの排水量型スーパーヨットCustom Line 50と、排水量型総トン数299 GT の新オーダーメイドヨットCustom Line Navetta 38です。前者は1月、後者は11月にそれぞれ発売されました。
Navetta line 11隻、プレーニングライン 6隻、そしてアルミニウム製スーパーヨットラインの第一号を進水させ、同社造船所の設計および建造クオリティ、パーソナライゼーション、職人技、信頼性、力強く印象的なデザイン、技術イノベーションを組み合わせて個々のオーナーのビジョンを解釈するスキルを証明しました。
 
新しいCustom Line Navetta 30は12月4 日に進水式が行われ、喜びあふれるオーナー家族とプロジェクト管理チーム、造船所の従業員や職人たちとともにその興奮を分かち合いました。排水量型ラインCustom Line Navetta 3022隻目は製品戦略委員会Ferrettiグループエンジニアリング部門が共同で設計し、インテリアデザインをACPV ARCHITECTS Antonio Citterio Patricia Viel 、外装デザインを Filippo Salvetti が担当しました。インテリアデザインの戦略的コンサルティングをCustom Lineアトリエ が行い、EMEA 地区のオーナーの好みのスタイルに合わせて船をカスタマイズしました。全長28.43m 、最大幅7.3mの船はかなりのボリューム感を出しながら軽やかさやクルージングの優雅さも感じさせます。 Custom Line Navetta 30の特徴である時代を超越したエレガンスと先進のスタイリングは船首に伸びる水平ラインに強調されるなめらかでダイナミックな外観スタイルに表現されています。このヨットのコンセプトは本格的な海辺の別荘というもので、一家を歓迎し、特に子供たちのことを考えデザインされています。スタイルや形のあらゆるディテールに機能性、実用性、洗練された美しさの完璧なバランスが見て取れます。3デッキレイアウトは船上の空間を広げるだけでなく、社交やリラクゼーション、お楽しみといった目的別に多用途で調和のとれたスペースを作り出しています。 例えばメインデッキのサロンはゲストを迎えるのに理想的で、レザーのディテールを配したフォーマルなエレガンスが際立っています。対してアッパーデッキのサロンはより多様な素材が使われ、イエローのビーンバッグチェアのような鮮やかなディテールが特徴で、何も気にせず自由に家族との時間が過ごせるようカジュアルな雰囲気を提供しています。インテリアのカラーパレットはホワイト、ベージュ、ブラウンのような明るい中間色で、海をテーマに装飾したクッションでパステルカラーのアクセントを添えています。調度品はオーナーエリアにはシルクジョーゼット大理石、様々な自立型家具にはカラカッタ大理石、そしてヌバックレザーなど上質な素材が使われています。
 
2024年の締め括りは12月16日の33隻目となるCustom Line Navetta 33の進水でした。EMEA 地区から来られた子供たちや孫たちを含むオーナー家族全員とその友人たちが進水式に臨み、参加した Custom Line チームと共に喜びを分かち合い素晴らしい特別な式となりました。新しい排水量型ラインの船体は外観スタイルを手掛けた製品戦略委員会とインテリアを担当したFerrettiグループエンジニアリング部門がコラボレーションして生まれました。Custom Line アトリエが最初から最後まで家族の要望に答え、独自のソリューションで実現し、デザインチームを助けました。Custom Line Navetta 33で初めてオーク材の垂直リブが導入されたことも特筆されます。 メインサロンの壁やマスターキャビンのベッドのヘッドボードに使われた垂直リブの間隔は、前半は狭く後半は広くなっており、空間が立体的でダイナミックな感じになっています。 オーナーの好みのカラーであるセージグリーンがヨット全体のテーマカラーとなり、タイムグリーンジェイドグリーンなど様々な色調で表現され、船全体がフレッシュコンテンポラリーな雰囲気になっています。オーナーのこだわりはマスターバスルームにも見られます。広々としたシャワーブースは有名なアイリッシュグリーン大理石で覆われ、引き出しユニットを組み入れた長いカウンター天板に置かれた2つの洗面台は切り出されたクレーマデリカート大理石 の塊をくり抜いて作られており、壮麗さと高級感を兼ね備えて洗練されたオーダーメイドのよさがよく表れています。インテリアの洗練されたシンプルさフォーマルな清潔感ベージュクレイのような濃く落ち着いたカラーと床に使われているアメリカンウォールナットのダークブラウンのような包み込むような色調を並べて置くことで表現されています。この全長33m、最大幅7.52mのヨットは堂々としたエレガントなプロフィールです。主にチャーター船として設計されたこの船は最高の快適さを実現するために多くの追加スペースと機能的なディテールを備え、パーソナライズされた体験を提供します。大規模パーティでも数多くのゲストが快適に過ごせるように考案されたソリューションには、社交エリアを最適化する大きなテーブル、 壁に作り付けた収納ユニット、ゲストキャビンのプルマンベッド、サンデッキの第2カクテルバー、他にもオーダーメイドならではの機能が満載です。