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Custom Lineの4隻のオーダーメイドヨットが進水。
 

2024年11月07日

Custom Line Navetta 2隻とプレーニングラインのヨット2隻がアンコーナのFerretti グループスーパーヨット造船所から出港。
 
 
2024年11月7日アンコーナ – 8月から10月初旬にかけCustom Lineは30mから42m級のオーダーメイドヨットを合計4台進水させました。
 
32隻目となるCustom Lineの排水量型Navetta 33は8月1日にAMAS地区のオーナーファミリーが見守る中、出港しました。進水式にはこのヨット造りに携わった造船所の従業員や外部コントラクターも出席しました。オーセンティックな美しさと時代を超越したデザインが特徴のオーダーメイドヨットは全長33m、最大幅7.52m、高級感エレガンスに満ちあふれています。 Custom Line Navetta 33は外装デザイン担当の戦略製品委員会と設計・内装デザインを担当したFerrettiグループエンジニアリング部門とのコラボレーションで生まれ、内装設定にはCustom Lineアトリエのサポートを受けました。このオーダーメイドヨットは経験豊富なオーナーの個性を表現するため、特に社交エリアのデザインにポイントが置かれました。広々とした室内および屋外のソーシャルエリアにオーダーメイドの開閉および拡張できる大きなダイニングテーブルとコーヒーテーブルが置かれ、10名のゲストが着席できます。絶対的な快適さ究極の居住性、楽しい雰囲気を絶対視したこれらの多目的空間は家族全員が忘れられない体験を楽しみ、すべてのゲストが自宅にいるようにくつろげる空間です。インテリアの洗練されたシンプルさとフォーマルなクリーンさが、空間全体使われるホワイト、グレー、ブロンズのような淡く抑えた色調にダークブラウンや溶岩グレーなどの深い色調を合わせて表現されています。 例えばヘッドボード近くのダークなリブの入った柱など、キャビンの構造部分のディテールには一番濃い色が使われ、動きと洗練された色のコントラストが生み出されています。調度品やパネルに使われる素材には高級タージマハル大理石やエッセンシャルグレーマーブルが使われ、アクセントにカナディアンメープル材、レザーなどが使われています。
 
9月10日に進水した21隻目のCustom Line Navetta 30戦略製品部門Ferretti グループエンジニアリング部門が設計と製造を行い、インテリアデザインをACPV ARCHITECTS Antonio Citterio Patricia Viel、外観デザインをFilippo Salvettiが担当しました。戦略的なインテリアデザインはCustom Lineアトリエがコンサルタントを務めました。全長28.43m、最大幅7.3mのブランド排水量型オーダーメイドヨットは、大胆な容積でありながら、水上では軽やかでエレガントな姿を見せています。配置の妙で3デッキを広々と使え、特別に楽しくリラックスした時が過ごせます。船体の大きなガラス張りと広大な船首および船尾エリアから、あらゆる方向のパノラマを眺めることができ、海との直接コンタクトが図れます。Custom Line Navetta 30のその他の特徴は 時代を超越した美しさと先進的なスタイルです。船首に向かって水平に伸びる外観ラインはヨットにすっきりとしたダイナミックなシルエットを与えると共に、燃料消費を抑えながら高パフォーマンスを維持できます。インテリアはクラシックさとモダンな美学を巧みに融合し、洗練されたカーボンのディテール、特別なラッカー塗装、グラスファイバーにクオーツパウダーを塗布したオリジナル被覆材など驚きのアイテムが使われています。すべてが暖かみのある色調とウルトラマリンブルーのようなクールな色合いが完璧なバランスになるようデザインされ、 ダイナミックで洗練された雰囲気を作り出しています。このヨットのためだけに開発されたソルーションを登用した調度品は天然レザーや無垢材、合板などを巧みの技でオーダーメイドしたもので、クラシックでコンテンポラリーな‘スポーツシック’ なムードです。 
 
9月25日に進水した5隻目となるプレーニングラインのフラッグシップCustom Line 140’ は外観デザインを戦略製品委員会、インテリアをFerrettiグループエンジニアリング部門が担当しました。インテリアはCustom Line アトリエがサポート。クライアントと綿密な打ち合わせで詳細なリサーチを行い、細部にまでこだわったテイラーメイドのアプローチで、プロジェクト管理および製造チーム、熟練の職人たちはオーナーのスタイルの好みを完璧に捉えることができました。住宅建築からインスピレーションを得、形と容積については徹底的な研究に基づいた屋外・屋内エリアのデザインには時代を超越したエレガンス洗練された ‘メイド・イン・イタリー’ スタイルにあふれています。デザイナーが展開したコンセプトは、オーナーの海への深い愛情と海の純粋な本質の中で生活したいという願いを反映して生まれています。このビジョンが屋内外のインテリアに投影され、バスルームにはインビジブルグレー、研磨ブルーチェロ、鮮やかなブルーの大理石など高級素材を使い、海の色や動きと連動させています。天然チーク材やレザーおよびエコレザーを巧みに使い、エレガンスとシンプルさを融合させて航海のオーセンティックな美しさを強調しています。グレーバターのような淡く抑えた色使いが、ベッドのヘッドボードや独立型家具のペトロールやサファイアの色調に引き立てられ、自動車からインスピレーションを得たメタリック塗装が家具フレームのディテールと調和しています。ベッドのヘッドボードに使われる光沢とマットな質感が織り合った独特のノーザンライツファブリックがキャビンのドレッシング・スライドドアのメタルメッシュと完璧にマッチし、スポーティでいて洗練されたコンテンポラリーな雰囲気になっています。
 
当ブランドの今年15隻目となるプレーニングラインCustom Line 106’は通算23隻目で、10月10日に進水しました。このオーダーメイドヨットは外観デザインをFerrettiグループエンジニアリング部門、見事なインテリアをCustom Lineアトリエが担当し、メイド・イン・イタリーの卓越性を体現させました。全長32.82m、最大幅7.4m のヨットは広々とした空間とクリーンで厳格なラインを有し、美しさ快適性が巧みに組み合わせられ、船上のあらゆる空間に自然光があふれ広がります。屋外と屋内が建築的バランスを保ってフロアは相互接続し、船首から船尾までの空間は流動的で、空間の境界が取り除かれています。モダンなひねりを加えたシックでシンプルなデザインが際立ち、あらゆる細部までデザインと機能性を兼ね備える特別仕様となっています。例えばメインラウンジの正面の壁は非対称にリブの入ったアメリカンウォールナット材が暖かみのある親密な雰囲気を作り出し、オーナーエリアにはサンドカラーの雲のようなラッカー塗装をしたパネルとリブ入りのアメリカンウォールナットのパネルを交互に配して洗練性を加え、すべてのディテールに注意を払いパーソナルな雰囲気作りに努めました。インテリアの調和のとれたカラーはソフトで暖かみのあるトーンを基調とし、ベージュブロンズなどの様々な違ったニュアンスで遊んでいます。調度品には高級で洗練された素材を使い、オーナーエリアには特にトラベルティーノブロンズシルクジョーゼット大理石が用いられ、アメリカンウォールナットは様々な所に使われ、洗練されたスタイルを演出しています。